2000年/16mm/60分/ 製作・配給:ジャンピング・ニー 制作・配給協力:ニューシネマワークショップ 配給協力:ぴあ/協力:TAMA映画フォーラム

2002年4月27日から5月17日までBOX東中野にてGWレイトショー公開

公開初日 2002/04/27

公開終了日 2002/05/17

配給会社名 0285

公開日メモ “作り手が劇場公開する新しい波” この春、インディペンデント映画を製作している若手作家のなかに新しい波が来ています。

解説


“作り手が劇場公開する新しい波” この春、インディペンデント映画を製作している若手作家のなかに新しい波が来ています。
自分たちで企画製作をし、劇場公開していくというスタイル。ぴあフィルムフェスティバル受賞作品「モル」(シネ・リーブル池袋にて3月公開)、「犬猫」(中野武蔵野ホールにて3月公開)、水戸短編映像祭受賞監督福島拓也の新作「prism」(シネマ下北沢にて4月公開)など無名で実績もほとんどない作家たちの作品が次々と劇場公開を果たしています。 25歳の深川栄洋監督の劇場デビュー作の「自転車とハイヒール」はこうした流れのなかで、すべて自分たちで劇場公開への道を切り開いた作品です。

ストーリー

“とにかく僕は走らなきゃいけなかった”
小学生の典彦は子供の頃から貧乏で自転車を買ってもらえず、自転車に乗る友達の最後尾を 「そうしたいからしてるのだ」と言わんばかりに走る毎日。自転車を持っていないなんて、 親友の博之にも絶対に言えない。だから、いつも「持ってるよ!」と強引なウソで切り抜け るしかなかった。そんな風に武装していた子供時代。
大人になってようやく手に入れた自転車は、典彦にとって今も変わらず特別なモノ。その自 転車が盗まれてしまった。早朝出勤のサラリーマンの典彦は会社帰りに自転車を探す日々。 ある日、小学校卒業以来会っていなかった博之に出くわす。どう見ても彼の乗っている自転 車は典彦の盗まれた自転車だった。典彦を言いくるめ逃げるように自転車を飛ばす博之!走 る典彦!何とか博之のアパートにたどり着いたがそこには同棲相手のしのぶがいた。彼女は 突然のライバル(僕?)出現で女心に火がつき七転八倒の大騒ぎ。しのぶと博之はイビツではあるものの互いに必要とし支えあっている関係に見えなくもなく、典彦は次第に自転車より も何か大切なものがあることに気が付いていく。

スタッフ

監督・脚本:深川栄洋
プロデューサー:露木栄司
撮影:浦田秀穂
音楽:栗原崇
録音:加藤岳志
助監督:大滝唯史、森元智典
記録:増田千尋
制作:種帰さやか
ヘアメイク:山中知恵
整音:日暮謙
撮影助手:浮穴秀一、多田正悟
照明助手:奥野雄太
録音助手:前田崇
演出助手:小林まどか、鷹野彰子
制作助手:藤岡雅、井上久美子、川端明美
      奈良井えり、吉岡あやの
製作・配給:ジャンピング・ニー
製作・配給協力:ニューシネマワークショップ
配給協力:ぴあ
協力:tama映画フォーラム
提供:PFFパートナーズ(ぴあ,TBS,TOKYO FM,日活,IMAGICA)

キャスト

吉井信興
八木正純
磯部美香
宮本和也
山崎峻
山下真矢
福田成明
野口輝人
小林葵
谷津勲

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