ハリー・ポッターと秘密の部屋
原題:Harry Potter and the Chamber of Secrets
“トビーめは警告しに参りました。” 覚えていますか? 2001年冬。世界一有名な少年が、現実の姿となって スクリーンから緑の瞳で見つめ返した瞬間を。 お待たせしました。 2002年11月秋。 ひとつ大人になったハリー・ポッターが あなたに、そして世界中の子どもと大人に、 新たな魔法をかける日が近づいてきます!
2002年11月15日全米初公開
2002年/イギリス・アメリカ/161分/ 配給:ワーナーブラザース
2014年07月16日よりDVDリリース 2010年08月06日よりDVDリリース 2007年11月21日よりDVDリリース 2007年06月29日よりDVDリリース 2003年04月25日よりDVD発売&レンタル開始 2002年11月23日より丸の内ピカデリー1ほか全国松竹・東急系にてロードショー公開
(C) 2002 WARNER BROS. ALL RIGHTS RESERVED. HARRY POTTER PUBLISHING RIGHTS (C) J.K. ROWLING
公開初日 2002/11/23
配給会社名 0085
公開日メモ 日本でも120万部のベストセラー小説を映画化
解説
今さら説明の必要もないほど、世界中から熱狂的な歓迎と支持を受けた『ハリー・ポッターと賢者の石』から1年。
12歳になったハリーが遭遇するのは、
愛するホグワーツ魔法魔術学校の過去に隠された、恐ろしくて、深い謎。
ひとりぼっちのみなしごだった自分に、
かけがえのない友達と、亡き両親を誇りに思う気持ちを与えてくれたホグワーツ。
眠っていた大きな力を思い出させ、初めて自分を好きにさせてくれたホグワーツ。
ハリーが、たったひとつの心のよりどころであるホグワーツの「闇の部分」に直面するのが、第1作よりさらに大きなスケールで描かれる第2作『ハリー・ポッターと秘密の部屋』だ。
ホグワーツのどこかにあると言われる「秘密の部屋」。
その扉が50年ぶりに開かれた時、おそるべき冒険が始まった。
第1作で対決した「名前を呼んではいけないあの人」、ヴォルデモート。
ハリーは何とか勝利したが、強大なその力を完全に断ち切ることはできなかった。
本作でハリーは、両親を殺した憎むべき闇の魔法使いヴォルデモートと自分の間に、不気味な共通点があることに気づいてしまう。
壁に書かれた不吉な血文字、石にされた生徒たち、そしてハリーだけに聞こえる声…
次々と起こる不可解で残酷な事件の謎を解こうと、ハリーがたどり着いた「秘密の部屋」。
そこに眠っていたのは、ハリー自身の過去に関する謎だった……!
眠っている力に気づき、自分の運命を変える出来事が次から次へと起こっていくのを精いっぱい受け止めて成長した第1作のハリー。
それに対し、ひとつ大人になった本作のハリーは、みずからの強い意志に突き動かされて、ポジティブに事件に立ち向かっていく。
無垢で純粋な少年から、本物のヒーローへ。その途上にいるハリーの冒険は、前作よりさらにスケールアップする。そして彼自身の内面で起こる変化もまたドラマチックだ。
ホクワーツの謎とハリー自身の謎がからみ合い、時空を超えて過去と現在が重なる『ハリー・ポッターと秘密の部屋』は、あらゆる世代に、前作を上回る感動と興奮をもたらしてくれるにちがいない。
ストーリー
ドピー第1の警告
「ドビーめは警告しに参りました。
ハリー・ポッターはホグワーツに戻ってはなりません!」
コウモリのような長い耳。ぎょろりと飛び出した緑の目。
占い枕カバーのような服を身にまとった奇妙な生き物が、ハリーの前に突然現れてこう言ったのは、胸躍るホグワーツ魔法魔術学校での1年を終えた夏休みのことだった。
トビーは大きな屋敷や城に生息する“家敷しもぺ妖精”。驚くハリーに、ドビーはさらに警告する。
「罠です、ハリー・ポッター、今学期、ホグワーツで世にも恐ろしいことが起こります」
ハリーは、ホグワーツに入学して最初の夏休みを、マグル(普通の人間)の親戚であるダーズリー一家のもとで過ごしていた。
叔父のバーノン・ダースリー、意地悪な叔母ペチュニア、そして彼らの息子ダドリーからなるダースリー一家は、ハリーが身につけた魔法に恐れをなし、以前にも増してハリーをいじめていた。
「ここには身の置き場がないんだ。僕の居場所はホグワーツなんだ!」
そう必死でトビーに説明するハリー。
しかしトビーは、どうしてもダーズリー家からハリーを出すまいと画策し、ハリーはバーノンおじさんに部屋に閉じ込められるはめになる。
そこへ救いに来たのが、親友のロン・ウィーズリーだった。
ロンは何と、空飛ぶ唯に乗ってやってきた。
魔法省に勤める父親がマグルの自動車、フォードアンダリアに魔法をかけ、空を飛ぶように改造したというのだ。
夏休みを一緒に過ごしたロンとハリーに、いよいよ新学期がやってきた。
ホグワーツ特急に乗り遅れ、例の空飛ぶ車を使ってホグワーツにやっと着くことができた二人。
マグル製品を不正に使用したかとで、スネイプ先生に退校処分を言い渡されるが、ダンブルドア校長のとりなしで何とか事なきを得、もうひとりの親友ハーマイオニー・グレンジャーにも無事再会できた。
2年生になったハリーを待ち受けていたのは、前学期の活躍を知り、憧れの目でハリーを見つめる新入生たち。その中にはロンの妹ジニーや、カメラをもってハリーを追いかけるコリン・クリービーもいた。
そして、「闇の魔術の防衛術」を担当する新任教師のキルデロイ・ロックハート。彼は魔法界で大ブレイク中のベストセラー作家で、猫なで声でハリーに近づいてくるが、内心ではハリーをライバル視しているらしい。
ドピー第2の警告
「ホグワーツで恐ろしいことが起きようとしています。
またしても『秘密の部屋』が開かれてしまいました!」
新学期を迎えたホグワーツは、不気味な出来事が次々と起こる。
ハリーだけに聞こえる「殺してやる……八つ裂きにしてやる……!」という不吉な声。
そして、壁に書かれた身の毛もよだつ警告の文字——そこにはこう書かれていた。
「秘密の部雇は開かれたり。継承者の敵よ、気をつけよ」
ホグワーツに伝わる「秘密の部屋」の伝説とは何なのか?
ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人は、ひそかに調べようとする。
それは、計り知れない謎と、思いもよらない新たなる冒険の始まりだった……!
スタッフ
監督・製作総指揮:クリス・コロンバス
製作:デイビッド・へイマン
製作総指揮:マーク・ラドクリフ、マイケル・バーナサ、ダンカン・ヘンダーソン
脚本:スティーブ・クローブス
編集:リチャード・フランシス=ブルース
音楽:ジョン・ウィリアムズ
撮影:ジョン・シール
美術:スチュアート・クレイグ
衣装:ジュディアーナ・マコーフスキー
チーフ・アニマル・トレーナー:ゲイリー・ゲイロー
視覚効果監修:ロブ・レガート
キャスト
ハリー・ポッター:ダニエル・ラドクリフ
ロン・ウィーズリー:ルパート・グリント
ハーマイオニー・グレンジャー:エマ・ワトソン
ほとんど首なしニック:ジョン・クリーズ
ルビウス・ハグリッド:ロビー・コルトレーン
フリットウィック先生:ウォーウィック・デイビス
バーノン・ダーズリー:リチャード・グリフィス
ダンブルドア校長:リチャード・ハリス
クィレル教授:イアン・ハート
オリバンダー老人:ジョン・ハート
スネイプ先生:アラン・リックマン
ペチュニア・ダーズリー:フィオナ・ショー
マクゴナガル先生:マギー・スミス
ミセス・ウィーズリー:ジュリー・ウォルターズ
フーチ先生:ゾーイ・ワナメイカー
ドラコ・マルフォイ:トム・フェルトン
ダドリー・ダーズリー:ハリー・メリング
ミスター・フィルチ:デビッド・ブラッドリー
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