梅香里の涙が、軍事基地を背負う人々の悲しみの涙に終わらないように‥‥‥ 軍事暴力に国境はない ‥‥‥ 梅香里・沖縄・湯布院の人々による地域合作ドキュメンタリー

2001年/日本/78分/ビデオ/ドキュメンタリー作品/カラー/ 製作:「梅香里」製作上映委員会本部

2001年12月1日から12月21日までBOX東中野にてモーニングショー公開

公開初日 2001/12/01

公開終了日 2001/12/21

配給会社名 0436

公開日メモ 朝鮮半島の中央部、ソウルから南西に60キロ。広大な干潟と豊かな海の幸に恵まれ、人々が安らかに暮らす漁村があった。春になると海岸線に群生する梅の香りが村中に満ち、「梅香里(メヒャンニ)」と呼ばれた。

解説

 朝鮮半島の中央部、ソウルから南西に60キロ。広大な干潟と豊かな海の幸に恵まれ、人々が安らかに暮らす漁村があった。春になると海岸線に群生する梅の香りが村中に満ち、「梅香里(メヒャンニ)」と呼ばれた。
 1951年、米軍によって、この村は米空軍射爆場とされた。
 村の人々は農業や漁業などの生活手段を奪われ、加えて度重なる米軍機による誤射、誤爆、不発弾の爆発事故、爆音被害に苦しめられる長い年月が始まり、現在もなお爆撃訓練が続いている。
 このドキュメンタリー映画「梅香里(メヒャンニ)」は、生活権、生存権をかけて闘いを続けてきた漁師、全 晩奎(チョン マンギュ)さんら梅香里の住民を中心に、米軍犯罪による被害者の支援活動に立ち上がった鄭 柚鎮(チョン ユジン)さんら、米軍犯罪根絶運動本部の女性たちの活動を記録している。
「ゆんたんざ沖縄」「しがらきから吹いてくる風」などで知られる西山正啓監督が「水からの速達」以来8年ぶりに放つ最新長編作。
 梅香里、沖縄、湯布院、日出生台の人々の交流と信頼関係から生まれた日本と韓国の“地域合作映画”である。

ストーリー

 朝鮮半島の中央部、ソウルから南西に60キロ。広大な干潟と豊かな海の幸に恵まれ、人々が安らかに暮らす漁村があった。春になると海岸線に群生する梅の香りが村中に満ち、「梅香里(メヒャンニ)」と呼ばれた。
 1951年、米軍によって、この村は米空軍射爆場とされた。
 村の人々は農業や漁業などの生活手段を奪われ、加えて度重なる米軍機による誤射、誤爆、不発弾の爆発事故、爆音被害に苦しめられる長い年月が始まり、現在もなお爆撃訓練が続いている。
 このドキュメンタリー映画「梅香里(メヒャンニ)」は、生活権、生存権をかけて闘いを続けてきた漁師、全 晩奎(チョン マンギュ)さんら梅香里の住民を中心に、米軍犯罪による被害者の支援活動に立ち上がった鄭 柚鎮(チョン ユジン)さんら、米軍犯罪根絶運動本部の女性たちの活動を記録している。
「ゆんたんざ沖縄」「しがらきから吹いてくる風」などで知られる西山正啓監督が「水からの速達」以来8年ぶりに放つ最新長編作。
 梅香里、沖縄、湯布院、日出生台の人々の交流と信頼関係から生まれた日本と韓国の“地域合作映画”である。

スタッフ

監督・撮影 :西山正啓 
音 楽:ウォン・ウィンツァン
語 り :本多和子
録 音:朴 賢雄
音響効果 :細見浩三
通訳・コーディネーター:桑江博幸
制作進行:姜 聖暎
上映 プロデューサー:貞末麻哉子
東京上映事務局:梨木かおり・洪 福貴

キャスト

全 晩奎
鄭 柚鎮

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