フランシス・フォード・コッポラPresentジーパーズクリーパーズ
原題:Jeepers Creepers
「地獄の黙示録」「ゴッドファーザー」の巨匠フランシス・F・コッポラ製作総指揮 全米No.1の戦慄! 今、全ての恐怖の歴史が塗り替えられる!!
東京国際ファンタスティック映画祭2001出展作品::http://www.nifty.ne.jp/fanta/tokyo/
2001年8月31日全米初公開
2001年/アメリカ映画/上映時間:1時間30分/ビスタサイズ/ ドルビーSR、ドルビーデジタル/製作:アメリカン・ゾエトロープ/全米MGM配給 ギャガ・ヒューマックス共同配給 協力:アット エンタテインメント
2002年7月5日よりビデオ&DVD発売 2002年2月9日より渋谷東急系ほか全国松竹・東急系にてロードショー公開
(C)2001 UNITED ARTISTS FILMS INC.ALL RIGHTS RESERVED.
公開初日 2002/02/09
配給会社名 0025
公開日メモ そして23年に一度、大量の行方不明者が続出するという“都市伝説”----それらすべての“謎”が交錯する時、二人は想像を絶する“恐怖”のどん底に叩き込まれる! 果たして、彼らは、この“突然のスリル”から逃げ切れるのか?!
解説
23年に一度、誰かが消える。
その都市伝説が本当だったら!?
2001年8月31日—-巨匠フランシス・フォード・コッポラ製作総指揮による若手キャストの新作映画が、いきなり全米1位の大ヒットを記録した。
例年通り春休みの帰省のため、車で実家に戻る大学生の姉=トリッシュと弟=ダリー。口喧嘩と冗談を繰り返しながら、家までの単調な道程をのんびりとドライブしている二人が、田舎道で突如どこからともなく出現した無気味なトラックに追撃される。この事件を発端に二人が遭遇する、謎のトラックと、そのドライバー。そして23年に一度、大量の行方不明者が続出するという“都市伝説”—-それらすべての“謎”が交錯する時、二人は想像を絶する“恐怖”のどん底に叩き込まれる! 果たして、彼らは、この“突然のスリル”から逃げ切れるのか?!
『激突!』『ブレーキ・ダウン』を彷佛とさせるカー・サスペンスは、やがて、究極の恐怖へとボルテージを上げてゆく。そして、明らかになる黒い影の男の衝撃の正体とは…?!
タイトルの『ジーパーズ・クリーパーズ』とは、アメリカ人に親しまれているジョニー・マーサーのスタンダード・ナンバー。劇中、主人公の姉弟を執拗に追う謎の男が好む曲として繰り返し流れ、その歌詞に含まれる血も凍る不気味な意味合いは最恐の小道具として観客を戦慄の世界へと誘う。
製作総指揮は、アメリカ映画界最大の巨匠フランシス・フォード・コッポラ。自ら主宰する<アメリカン・ゾエトロープ>を通じて、次世代のアメリカ映画界を担う新しい才能の発掘にも貢献してきたコッポラが今回抜擢した若き逸材は、『パウダー』が全米で絶賛された新鋭ヴィクター・サルヴァ。本作に先駆けて同じくコッポラ製作の『ピエロの館 マニアック1990』で長篇デビューを飾り、その才能を認められたサルヴァだが、監督5作目に当たる、この最新作『ジーパーズ・クリーパーズ』では、スティーブン・スピルバーグの『激突!』を彷彿させるロード・サスペンスに、観る者の予想を覆す奇想天外な展開をストーリーに練り込み、まったく新しい恐怖映画を完成させた。
を飾り、その才能を認められたサルヴァだが、監督5作目に当たる、この最新作『ジーパーズ・クリーパーズ』では、スティーブン・スピルバーグの『激突!』を彷彿させるロード・サスペンスに、観る者の予想を覆す奇想天外な展開をストーリーに練り込み、まったく新しい恐怖映画を完成させた。
出演は、TV『アリー・myラブ』、『マンハッタンで抱きしめて』のジーナ・フィリップス、『ギャラクシー・クエスト』のジャスティン・ロング、『スピーシーズ 種の起源』のパトリシア・ベルチャー、そして『プライベート・ベンジャミン』でオスカー候補になった名女優アイリーン・ブレナン。監督・脚本を務めるヴィクター・サルヴァを支えるスタッフには、製作総指揮のフランシス・フォード・コッポラのもと強力スタッフが集結。プロダクション・デザインは『GODZILLA/ゴジラ』『インデペンデンス・デイ』のスティーヴン・レグラー、メイクアップ&クリーチャー・エフェクトは『将軍の娘/エリザベス・キャンベル』『マン・オン・ザ・ムーン』のブライアン・ペニカス、撮影監督は『マラブンタ』(V)のドン・E・ファン・ル・ロイ、編集は『ザ・プロデューサー』のエド・マークス、そして音楽を『ネイ
チャー・オブ・ビースト』(V)のベネット・サルベイが手掛けている。
ストーリー
覗くな! 入るな! 好奇心は持つな!
大学生のトリッシュ(ジーナ・フィリップス)と弟のダリー(ジャスティン・ロング)は、春休みの帰省のために例年通り長い道のりを車で走っていた。口げんかをしたり、お互いに悪口を言いあったりしながら、またそれを楽しんでもいる二人。いつ果てるとも知れない田舎道を飛ばしている二人は、バックミラーの中に不気味な様相のトラックが近づいてくるのを認めた。やがて、トラックは二人の車の背後に追い付き、無気味な警笛を鳴らしながら二人の車を追い立てる。突然の出来事にパニックに陥る二人。ダリーが追い越すようサインを送ってもトラックは、なおも執拗に二人の車を煽り続け、やがて狂ったような猛スピードで去って行った。トラックが走り去る瞬間、ダリーは奇妙なナンバープレート“BEATINGU”(殴るぞ!)に気付いた。
恐怖から立ち直り、田舎のサイコ野郎について冗談混じりで話をしていた二人は、ふとケニーとダーラの一件を思い出した。二人が通っていた高校の生徒で、20年以上も前に、ちょうどこの道をドライブ中行方不明になったカップルだ。車は発見されたが、運転していた二人は今日に到るまで死体すらも見つかっていない…。実は、この辺りには23年に一度23日間、大量の行方不明者が続出するという奇怪な“都市伝説”があることを、よそ者のトリッシュとダリーは知るよしもなかった。
ドライブを続けるトリッシュとダリーは、古い教会の傍を通りかかる。教会の屋根は不吉なことに一面黒いカラスで覆われていた。そして、そこに、あのトラックが停まり、背が高く黒い影のような大男が、血の染みついたシーツのようなもので包んである“何か”を排水用のパイプに落とすのを二人は見てしまう。そこを通りすぎる瞬間、男がこちらを凝視しているのに気付いたダリーは慌ててアクセルを踏み、その場を離れようとする。しかし、時すでに遅し! 二人が振り向くと、まるで巨大な猛禽のようなトラックが背後から迫って来る。追突されコントロールを失った二人の車は道路から逸れて急停止! トラックは轟音を立てながら走り去って行った。
やがて、落ち着きを取り戻したダリーは、あそこで何が起きたのか、排水用パイプを調べてみるべきだとトリッシュを説き伏せ、教会へと車を走らせる。教会に着いたダリーは、さっそくあのパイプの穴の中を覗き込む。トリッシュはブツブツと罵りながら、彼の脚を押さえていた。その時、ダリーは、確かにかすかなうめき声を聞いた。「声がする!」とダリーが思った瞬間、突然トリッシュの手からダリーの足がするりと滑り、彼の体は暗い穴の中へ真っ逆さまに落ちていった。
パイプの下は真っ暗だったが、奥にあの大男が投げ入れていたと思われるシーツの包みが見えた。ダリーが声をかけても返事がない。しかし、足でつついた瞬間、それは身をくねらせた!
生きている!! ダリーがシーツを開けると、それは少年だった。しかも、彼は無惨にもへそから首にかけて切り裂かれ、その傷口は不揃いに縫いあわされている。凍りつくような恐怖の中で、ダリーは少年が目の前で息絶えるのをただ見ているしか術がなかった。しかも、ダリーが周囲を見回すと、あたりには同じようなシーツの塊がゴロゴロしている!
絶叫したい衝動を押さえ、ダリーは外にいる姉に、車に戻って例のトラックを見張るよう頼む。そして、出口を探すうちに彼は、穴の奥でさらなる衝撃的なモノを発見してしまう。机と、その上に乱雑に置かれた道具や瓶…。さらに、その先には、ダンテの地獄編のような恐ろしい情景が! 手足を切断された無数の死体が、まるでタペストリーのように壁中に縫いつけられていた。そして、その中に、長い間行方不明だったケニーとダーラの姿も…。
果たして、トリッシュとダリーの運命は…? そして、謎の男の正体は? 想像を絶する衝撃の展開が、この後、二人を待ち構えていた…。
スタッフ
監督:ヴィクター・サルヴァ
脚本:ヴィクター・サルヴァ
製作:バリー・オッパー、トム・ルーズ
製作総指揮:フランシス・フォード・コッポラ
リンダ・レイズマン、ウィリー・ベア
マリオ・オウヴェン、エバーハード・カイザー
撮影:ドン・E・ファン・ル・ロイ
プロダクション・デザイナー:スティーヴン・レグラー
音楽:ベネット・サルベイ
メイクアップ&クリーチャー・エフェクト:ブライアン・ペニカス
キャスト
ジーナ・フィリップス:トリッシュ・ジェンナー
ジャスティン・ロング:ダリー・ジェンナー
アイリーン・ブレナン:キャット・レディ
パトリシア・ベルチャー:霊能者イゼル・ゲイ・ハートマン
LINK
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http://www.mgm.com/jeeperscreepers/
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