原題:696TRAVELING HIGH

2001年/日本/35mm/カラー/90分 配給:スローラーナー

2001年7月28日よりシネ・アミューズにてレイトショー公開

公開初日 2001/07/28

配給会社名 0048

公開日メモ ロックミュージシャンの川村カオリの本格ロックンロール・ロードムービー

解説



《HELLO!!ROCK GENERATlON!!!ロックンロールを乗せてバスが走る。》
「俺とお前のロックンロールは違う。お前のロックンロールを教えてくれ」と中村達也は叫んだ。
696TRAVERING HIGHは、ロックンロールのツアーを追ったドキュメントではなく、ロックンロールそのものを追い続けるドキュメントとなった。

ロックンロールを乗せてバスが走る。
街を訪れ、みんなと踊り、楽しんで、また次の街ヘバスを走らせる。
カメラはヒートアップするミュージシャンたちを、彼らの移動の姿を、彼らの言葉を、熱狂する観客達のリアルな姿を見つめ続ける。ロックンロールが何かなんて誰にも答えることが出来ない。それは、楽しいこと。それは、自分の居場所。それは…。映画の中で696DJの坂田カヨが言う。「ロックはカッコよくちゃいけないんだよ」。川村カオリが言う。「ロックンロールは二十日鼠」。生き方なんて言葉では、言い表せないものがロックンロール。中村達也が客に向かって叫んだ。「俺とお前のロックンロールは違う。お前のロックンロールを教えてくれ!」『696TRAVERING HIGH』は、ロックンロールのツアーを追ったドキュメントではなく、ロックンロールそのものを追い続けるドキュメントとなった。

《日本初の本格的なロックンロール・ロードムービー登場。270時間にも及ぶ膨大な量のビデオテープは、ツアー中の彼らのロックンローラーのバックステージを記録していた。》
『696TRAVERlNG HIGH』は、川村カオリたちが主宰するクラヴ・イヴェント”696″の全国ツアーを、川村カオリ自身がカメラを持ち、追い続けた日本初の本格的なロックンロール・ロードムービーである。監督は696のDJであり自身のバンド”SORR0W”のメンバーでもある川村カオリ。270時間にも及ぶ膨大な量のビデオテープは、ツアー中の彼らのロックンローラーのバックステージを記録していた。696の想いがミュージシャン仲間の好奇心をあおり、浅井健一のSHERBETSをはじめ、Thee Michell Gun Elephantのメンバー、MAD3、MOTOAKlらがツアーへ乱入!スピード感溢れる映像とともにリアルなドキュメンタリーとして完成した。

ストーリー



本来のミュージシャンの姿。ロックスターは過去のモノてあろうか?
70年代のニール・ヤングやストーンズ、ピストルズ等のドキュメントムービーを見て”格好いい!!”と、感動した人々は今何をしているのだろう。気取るわけでもなく、たわいもない楽屋の風景、リアルな彼等の姿に感動した人は少なくない筈である。
本来のミュージシャンの姿、空気の流れをリアルに、多くの人に見てもらいたい。ロックンロールをこよなく愛し、ROCKに生きる私達。その生きざま、スタイルが若者に絶対の支持をされ続ける川村かおり。インディーズ界に革命を起こし続けるSOBUT MOTOAKI、頑固なまでに自らのスタイルを生き様で見せ続ける女性ROCK DJ坂田カヨ、BLANKEY JET CITYとして不動たるポジションに位置し、なお神々しくドラムを叩き続ける中村達也、東京・恵比寿みるくでの看板イベント”696″を背負い、ロックを愛する人達による、ロック好きの為の、ロックなイベントは遂に全国ツアーに出る。MOVIE CAMERAを回し続けながら…。
このメンバーには、純粋に音楽を愛する心、お互いに対する敬意、そして何よりもROCKしか無いという不器用さがあり、金の為ではなく、待っていてくれるへ々の為に呼ばれれぱいつでも行こうとする気持ちを常に持っている。このメンバーがいるだけでその空気は、下らない雑誌、評論をする人間に間違いなくショックを与え、思想もなく音楽を演じる人間に覚醒を与え、何よりも少年少女に夢と憧れを音楽を通して与えられるはずである。ROCK STARは、存在するのである。
そして、本当の意味でのミュージシャンの在り方、生き方を、カルチャーショックと共に、歴史に残るイベントとして、ロードムービー、写真集として形に残したいと思います。決して媚びず、色褪せない輝きを照らすその姿を多くの人々と共に体験出来る事を願って…。

1998年9月より恵比寿MILKにて”696″START!!オーガナイザー川村カオリ、坂田カヨによるROCK好きの為のロック好きによるROCKなイベント。毎月熱い盛り上がりが繰り広げられている。ゲストDJもササキジュン、スカパラの冷牟田氏、JUNTA、thee michellgun elleghantのチバ氏、エレカシの宮本氏、DJCOBRA、MAD3のEDDIE、BlG RUNBLEのムツミ氏、坂崎タケシ氏、ザ コルツのセイジ氏、デビロックのカズ氏、エルマロのユノキ氏なとを迎え、LIVEアクトにもエレファントカシマシ、シャーベッツ、SORROW、MAD3など幅広く多彩な顔ぶれが迎えられている。

696のシンボルマークは、Magical Tattooの内山英雄氏によるデザインで、696ファンには、既になじみのモノとなっている。不定期に配られる”696MIX TAPE”の限定69本は、手作りで、毎回ライナーも付けられ、自身によるテーマにそって選曲された696では見られない一面がカセットテープの中に詰め込まれている。

スタッフ

監督:川村カオリ
エグゼクティヴ・プロデューサー:金子高宏
プロデューサー:ハル(SEP)
Co-producer:古沢敏文
撮影:小原弘行、増永泰幸
16mm撮影:白岩正嗣.
スチールカメラ:松田隆
オプション・オペレーター:Mr.山岸
編集:川村カオリ
製作:696

キャスト

696TRAVERING HIGH
LINE UP ARTST
川村カオリ
坂田カヨ
中村達也
モトアキ(SOBUT)
SHERBETS
MAD3
SORROW
LOSALIOS
チバユウスケ(Thee Michelle Gun Elephant)
and ROCK'N ROLLERS

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http://www.696officialgate.com
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