兵役帰りの男が 組織のため、愛する女のために命をかける——

1997年／韓国映画／115min／発売：クロックワークス

2001年7月27日ＤＶＤ発売／2001年7月27日ビデオ発売＆レンタル開始 2000年11月劇場公開作品

サブ題名　THE GREEN FISH

解説



『シュリ』『カル』で日本での知名度もアップしたハン・ソッキュの主演作。主人公の青年が、新興のヤクザ組織の中でのし上がって行く姿を描いた、コリアン・マフィア映画の秀作。

ストーリー




マクトンは兵役を終えて汽車で故郷へ向かっていった。列車の中でチンピラ達に絡まれている美しい女性ミエを助けたものの、仕返しに痛い目に会った彼の手には彼女のバラ色のスカーフが残るだけであった。やがて、仕事を求めて大都市ソウルに出てきたマクトンは、ナイトクラブの歌手としてステージに立つミエと再会する。彼女は、勢力を拡大していた新興組織のボスであるペ・テゴンの情婦でもあった。マクトンはミエの口利きもあってテゴンの下で働くことになるが、持ち前の負けん気の強さを発揮していくうちに、組織の中でも頭角を表すようになる。ミエへのほのかな恋心を内に秘めながらも、マクトンはボスに尊敬の念を抱き忠誠を誓っていた。その頃、対立する組織の実力者キム・ヤンギルが刑務所から出所してくる。キムの組織はあらゆる手段で執拗にテゴン一派に圧力をかけてくるのだった。組織の状況が悪化していくのを目にして、マクトンは自分をここまで引きたてててくれたテゴンのために、ある重大な決意をする。それは取り返しのつかない悲劇へとつながっていくのだった…。

スタッフ

製作：コ・キョンドン
監督・脚本：イ・チャンドン
撮影：ユ・ヨンギル
音楽：イ・ドンジョン

キャスト

ハン・ソッキュ
シム・ヘジン
ムン・ソングン

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