エンカウンター3D
原題:ENCOUNTER IN THE THIRD DIMENSION
21世紀映像、飛び出す! “見るだけ”の時代は、もう終った…。 デジタル3D+CGIの新次元映像「EX−3D」が ジャイアント・スクリーンで爆発する!
1998年/アメリカ作品/カラーEX−3D作品/ジャイアント・スクリーン・サイズ/40分/日本語版 配給:フィルミック・ヴィンヤード(株)
1999年7月1日よりアイマックスシアターにて公開決定
公開初日 1999/07/01
配給会社名 0571
解説
遂に出現、人類未到のEX−3Dワールド!
映画はもう21世紀に突入だ!
映画は“観るもの”—と決まっていたのは昨日まで。この夏、遂に日本に上陸する超大型3D映画『エンカウンター3D』は、きっと誰もが“体感する映画”が21世紀のメイン・ジャンルに躍り出ることを確信する作品だ。
デジタル3DとCGI(コンピュータ・グラフィックス・イメージ)という、世界最先端映像技術の融合から生まれた驚異の世界が、圧倒のジャイアント・スクリーンから飛び出すさまに、いままであなたが映画に抱いてきたイメージは跡形もなくフッ飛ぶはず。場内が暗くなり、タイトルが宙空に飛び出した瞬間、映画館は突如、異次元への入り口に変貌するのだ!
もともと3D映画は、今世紀初頭、映画そのものと時をほぼ同じくして登場した。しかし、いままで小さなジャンルに甘んじてきたのは、技術的に発展の途上にあったからにほかならない。“体感”するほどにリアルな3D映像の誕生には、今日の成熟した映像技術と高度なデジタル処理技術、そして約1世紀にわたって培った豊かな経験値を待たねばならなかった。
その待望の最先端テクノロジーこそ、『エンカウンター3D』にふるに投入された「EX−3D」だ。綿密に計算された立体感をクリアに、ビビッドに再現する最新デジタル3D技術と、実写では実現不可能なバーチャル世界をリアルに描き出す世界最高峰のCGIがいままさにハイレベルな融合を実現。しかもそれを、縦横20〜30mとビル壁面並みの巨大さを誇る「ジャイアント・スクリーン」で上映するとあれば、そこにはもはや映像と実像の境界線はなく、あなたは眼前に飛び出してきた怒涛の映像世界に飲み込まれるばかり!眉間めざして飛び出してくる物体をかわし、モンスターの攻撃に身をすくめ、超光速ライドに乗って異次元へと突入…!!次から次へと登場する体感シーンの連続に映画を観に来たことなど忘れてしまうはずだ。とにかく一度体験あるのみ!21世紀映画の誕生シーンに、ぜひとも立ち会って欲しい。
ストーリー
ようこそ3D技術研究所へ!
驚異の立体映像タイムトラベル未来へ向かってスタート!
ここは世界で唯一、立体映像の歴史とその未来の探求に従事する研究機関「3D研究所」。実験室の中を覗けば、何やらムズカシ気な装置が所せましと並んでいる。そこへ登場した博士、われら見学者に向かって講義を開始するものの、どうやら真の目的は彼が発明した未来型の3D装置「リアル・オー・ビジョン」の自慢がしたいらしい。さっそく実演を開始し、憧れのセクシー・エンターティナー“エルヴァイラ”の実体化を試みるが、トホホ…実験はみごとに失敗!「修理しなければ」と助手の飛行ロボット“マックス”に講義をまかせて、博士は実験室から出ていってしまった。マックスが、古代の壁画からルネッサンスの遠近法について説明をし終えた頃、再び登場した博士は二度目の実演を試みるが、結果はまたまた同じ…。
意気消沈する博士。でもそこはさすがにプロ。気を取り直して映画の世界の3Dについて、講義を再開した。ルミエール兄弟による世界初の立体映画から、1950年代のハリウッド3D映画ブームへ。さらにマックスにうながされて、秘蔵のコレクションも披露する。ティラノザウルスが猛然と襲いかかってくる『リターン・トゥ・ディノ・アイランド』、フロリダ・ユニバーサル・スタジオの名物アトラクション『ターミネーター2:3D』など、近年の秀作3D映像が続々登場。さあ、これで勢いにのった博士は、いよいよ取って置きの作品を繰り出した!「リアル・オー・ビジョン」のテスト用に開発した超体感ライド映像『地球の中心を通り抜ける旅』だ!まるでジュール・ヴェルヌの空想科学小説の世界を思わせる奇妙なシュミレーターに搭乗させられたマックス、そしてわれわれ見学者たち。猛然と地下に急降下し、高速で他のライドとニアミスしたり、灼熱のマグマに突入しそうになったり、地底湖に潜ったり…。地球の中心に着いたかと思う間もなく急上昇をはじめ、遂に地球の反対側、中国は万里の長城へと突き抜ける!
シミュレーターを降りたマックスも見学者もフラフラだ。でも、どうやら博士の才能は本物。「リアル・オー・ビジョン」の三度目の実演にチャレンジする博士、今度は何やら自身満々だ—!!
スタッフ
製作総指揮/監督:ベン・スタッセン
製作:シャーロット・ハギンズ
脚本:カート・フレイ
共同製作:キム・ネルソン=フレイ
共同製作&シーン編集:ショーン・マクラウド・フィリップ
美術監督:アンソニー・ウェルタ
CGIプロデューサー:キャロライン・ヴァン・アイズゲム
キーアニメーター:ジェレミー・デグルソン
シルヴァン・ドゥレン
ローランド・フランク
サージ・ジャンセン
音楽:ルイス・ビンク
キャスト
博士:スチュアート・バンキン
“闇の女王”エルヴァイラ:エルヴァイラ(カサンドラ・ピーターソン)
日本語版総指揮:爆笑問題
博士:大田光(爆笑問題)
マックス:田中祐二(爆笑問題)
闇の女王エルヴァイラ:大田光代(タイタン)
ブースのルース:吉見幸洋(GO・JO)
ナレーター:坂田雅信(GO・JO)
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