ダンスウィズミー
原題:Dance with me
恋するビートが踊り出す ヴァネッサ・ウィリアムズが贈る最高のダンシング・ラブストーリー
ゆうばり国際冒険ファンタスティック映画祭'99に出品::http://www.nifty.ne.jp/fanta/yubari/index.htm
1998年アメリカ映画/2時間6分/マンダレイ・エンタテインメント作品 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント配給/ビスタサイズ 字幕翻訳:杉田朋子
2007年08月29日よりDVDリリース 2004年12月03日よりビデオレンタル開始 2004年11月26日よりDVD発売開始 1999年5月15日ロードショー公開!!
公開初日 1999/05/15
配給会社名 0042
解説
マイケル・ジャクソンやホイットニー・ヒューストンを凌ぐ人気を誇るトップ・エンターテイナー、ヴァネッサ・ウィリアムズ。プロードウェイミュージカルや『イレイザー』などの映画でも活躍している彼女が、華麗で情熱あふれるラテンダンスの世界に挑戦しました。チャンピオン返り咲きを狙うトップダンサーと、キューバからやってきた若者との燃えるような恋物語に、ヴァネッサのダイナミックでセクシーな肉体美が躍動します!
ウィリアムズが扮するのはテキサスにあるセクシーオール・ダンス・スタジオのダンスインストラクター、ルビー。彼女は6年ぶりに出場するダンス世界選手権で目指し、日々、レッスンに励んでいる。そんな彼女の姿にたちまち心奪われたのが新入りの雑用係ラファエル。やがて二人は互いを理解し愛するようになっていく…。
ウィリアムズ以下、吹替えなしですべてのダンス・シーンをこなした出演者たちは喝采ものです。ラファエル役で演技にダンスに彼女とぴったり息のあったところを見せるのは、これがアメリカ映画デビューとなるラテン・アメリカのスーパースター、チャヤン。サルサの本場プエルトルコ出身だけにラテン・ダンスはお手のものだが国際スタイルでのダンスシーンでも、プロ顔負けの妙技を披露しています。ジョンを演じるのはサム・ペキンパー作品で名優としても知られるカントリー・シンガー、クリス・クリストファーソン。愛らしいおばあちゃんビー役で沸かせるのは『魅せられて四月』のベテラン、ジョーン・プロウライト。エクセシオール・ダンス・スタジオの他の面々に扮するのは、プロードウェイ・ミュージカルの実力派ジェーン・クラコウスキ、『スピード』『レインマン』のベス・グラント、TV『新・スタートレック』のハリー・グローナー、『ドクター』『マスク・オブ・ゾロ』のウィリアム・マルケスといった面々です。
ストーリー
サンティアゴ・デ・キューバに暮らす若者ラファエル(チャヤン)は父親を知らない。亡くなった母の親友ジョン(クリス・クリストファーソン)がそうなのか?長年の疑問の答えを求め、彼はアメリカへ旅だった。ヒューストンに着いたラファエルは、ジョンの主宰するエクセシオール・ダンス・スタジオで雑用係として働くことに。スタジオのメンバーたちは一ヶ月後の世界選手権目指して練習に励んでいた。6年のブランクがあるダンス教師ルビー(ヴァネッサ・ウィリアムズ)も大会復帰を狙っていたが、パートナーとの息が合わずに悩んでいた。真剣にステップを研究する彼女の姿にラファエルの目は釘付けとなる。ある日、ラファエルはルビーをサルサのクラブへ誘う。キューバ生まれのラファエルにとってダンスは生活の一部だったが、ルビーの社交ダンス・スタイルのステップにはついていけない。他の女性とは自由に踊る彼を見てプライドを傷つけら帰ってしまう。
ジョンとペアを組むパトリシア(ジェーン・クラコウスキ)は苛立っていた。大会が近いのにジョンはスタジオにも顔を出さず釣りばかりしていた。彼のダンスへの情熱は車庫で眠っている廃車のトラック同様、もはや過去のものになっていた。そんな彼にトラックの修理を申し出る。
クラブでの一件をルビーに詫びたラファエルは彼女と一緒に郊外の部品屋を訪ねる。そこで開かれていたパーティに招かれたふたりは、初めて互いの身の上を語り、打ち解けた気持ちで踊るのだった。週末、再びサルサ・クラブに出かけた帰り、ルビーを自宅へ送ったラファエルは彼女に息子がいることを知る。彼女は以前ペアを組んでいたジュリアン(リック・バレンスエラ)の子を身ごもっている時に彼に捨てられたのだ。それを聞いてラファエルのルビーへの思いはますます強くなる。ラファエルはジョンに見切りを付けたパトリシアの指名で、彼女とペアを組むことになる。彼女を楽々と持ち上げて見せ、67歳でダンスを始めたというビー(ジョーン・ブロウライト)が目を丸くする。「私も持ち上げて!」と羨ましがる彼女に一同大笑い。その頃ルビーは勝つためにジュリアンともう一度ペアを組む決心を固めていた。ラファエルの誠実な思いに心乱れながらも「恋はもう懲りたの」言い残してルビーは去っていく。
トラック同様新品になって喜んだジョンは、ラファエルを釣りに誘う。心に秘めていた思いを遂にぶつけるラファエル。だが自分は父親ではないと突き放され、彼の心は傷つく。大会当日。ラファエルとパトリシアは、満場の喝采の拍手を浴びる見事なダンスを披露する。スタジオ閉鎖を決心していたジョンも彼女に駆けつけ、ラファイルの成長に目を細める。ジョンにもう一度やり直そうと温かい言葉をかけられ、ラファエルのわだかまりは消えていた。そしていよいよ「プロ部門」が開始された。果たして結果は?…
スタッフ
監督: ランダ・ヘインズ
脚本: ダリル・マシューズ
製作: ローレン・C・ウェイスマン、江川信也&ランダ・ヘインズ
製作総指揮: テッド・ザカリー
撮影: フレッド・マーフィー,A.S.C.
美術: ウォルドマー・カリノウスキ
編集: リサ・フルッチマン
衣裳デザイン: ジョー・I・トンプキンス
振付: ダリル・マシューズ、リズ・カーティス
音楽製作総指揮: ジョエル・シル&ブッド・カー
音楽: マイケル・コンヴァーティノ
キャスト
ルビー: ヴァネッサ・ウィリアムズ
ラファエル: チャリン
ジョン: クリス・クリストファーソン
ビー: ジョーン・ブロウライト
パトリシア: ジェーン・クラコウスキ
ラヴジョイ: ベス・グラント
マイケル: ハリー・グローナー
ステファノ: ウィリアム・マルケス
スティーブ: スコット・ベティ
ジュリアン: リック・バレンスエラ
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