原題:Anjali

愛と涙のあたたかさは、永遠の宝物。 世界一元気な南インド映画を引っばるマニラトナムの原点がここに。 インドの町から宇宙の果てまで、神の子アンジャリの奇跡と大冒険。

☆1991年インド国立映画祭タミル映画最優秀作品賞受賞

1990年インド/カラー/シネマスコープ/モノラル/タミル語 2時間27分/配給:ゼアリズエンタープライズ 文部省選定/厚生省中央児童福祉審議会推薦/公演:インド大使館、インド政府観光局、財団法人日印協会

1999年4月17日より、キネカ大森にてGWロードショー!!

公開初日 1999/04/17

配給会社名 0040

解説

光り輝く笑顔、抱きしめたくなる眼差し。ひとりの少女アンジャリをめぐるこの物語は、最良の、心暖まる感動を私たちにプレゼントしてきれます。日本でもファンを増やし続けるインド映画の中でも、もっとも元気な南インド映画を牽引する巨匠マニトラナム。『ボンベイ』『ロージャー』など、手がける作品いずれもがインド映画史上に残る傑作大ヒット作となっているマニラトナムの映画作りの魂、『アンジャリ』にはその原点が凝縮されています。
アンジャリの無垢な心の輝きに加え、子供たちの歌と踊り、父の愛、母の愛、家族の愛、恋とサスペンス、そして宇宙の彼方に飛び出して悪と戦うスペースオペラ。日本初登場のインド製のSFXも大きな見どころです。『アンジャリ』は、映画の醍醐味満載のウルトラ<マサラ>メルヘン。この感動、この面白さ! 少女アンジャリが、家族や町の人々の心を暖かく溶かしたように、私たちの心をも涙と笑いで優しくときほどいてくれます。

ストーリー

お父さんの大きな胸にしがみつくようにして幼いアンジャリがわが家にやってきた。知的障害と虚弱体質のため、2年間、施設で育てられていたアンジャリにとって、家族の一員として普通に暮らすのはとても大変なこと。さながら、エイリアン。はじめて会うお兄ちゃんとお姉ちゃんに駆け寄ろうとしても、途中でころんでしまう。そして、大きな声で泣く。でも、アンジャリは母の頬を涙が流れるときはその手で拭い、また、愛に抱きしめられるときには輝くような笑顔を見せる。アンジャリは神様が地上につかわした子供。幼い少女はやがて、その無垢な魂の力で、インドの町を、家族のみんなを、友達たちを、奇蹟のような素晴しいファンタジーの世界へと誘っていく。

スタッフ

監督・脚本: マニラトナム
撮影: マドゥ・アンバド
編集: レナン&VTヴィジャイン
美術: トッター・タラニ
音楽: イライヤラージャ
製作: スジャータ・プロダクションズ

キャスト

アンジャリ: ベビー・シャーミリ
父シェーカル: ラグヴァラン
母チトラ: レーヴァティ
兄アルジュン: マスター・タルン
姉アヌ: ベビー・シュルティ

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