原題:JUNK FOOD

ベルリン−東京−ニョーヨーク…連続ロードショー敢行! 毒と静寂と乾いた叙情性…。山本政志のクールな映像世界

☆トロント映画祭、ベルリン映画祭正式参加作品

1998年日本映画/35mm/84分/カラー 製作:JUNK FOOD CONNECTION(大宮映像製作所+スタンス・カンパニー+トランスフォーマー)/ 配給:スタンス・カンパニー

1998年11月21日より新宿ジョイシネマにて待望の凱旋レイトショー決定!

公開初日 1998/11/21

配給会社名 0038

解説

既成の秩序からはみ出したジャンク(ゴミ)な人間たちの生きざまを、溢れる愛と毒を込めて描いた異色のパラード、それが本作『JUNK FOOD』です。1997年度トロント国際映画祭でワールド・プレミア公開され、全回ソールドアウト、上映後には観客から絶大な支持を受けた『JUNK FOOD』は、既に6月にニューヨークでのロードショー公開も決定し、世界中から熱烈なラブコールを受け続けている話題作です。ACT2のジャンキーOLには新進女優、飯島みゆきが体当たり演技で挑戦、二重人格の売人のキレた演技が壮絶な劇団☆新感線の古田新太。ACT3には京都の街でその名を轟かしている義幸。関東のストリートで3本の指に数えられ、本作でスクリーンデビューを飾る伝説の男、鬼丸。その他、様々なストリートスター達が大挙出演。既成の役者達では到底表現できない、本物だけが持つ圧倒的な存在感の出演者たちが映画の個性を際立たせストリートのリアルを刻みます。監督は『闇のカーニバル』(’82)『ロビンソンの庭』(’87)で国際的評価を確立し『てなもんやコネクション』(’90)『熊楠』(’91〜)と一作ごとに大きな話題を提供し続けている鬼才・山本政志。ドキュメンタリーとフィクションが交錯する、ダークで毒をそそぐようなその演出は、生々しくも静かな都市のメルヘンを作り上げました。

ストーリー

様々な人種と世代の交錯する、混沌とした都市の一日を、希望とやさしさの混在する淡々とした描写の中で描き出される暴力とドラッグ、死とセックス…。盲目の老女の朝。ジャンキーOLの奇妙な昼、そして暴走族、彫り師が巻き起こす虚実混然となったワイルドな集団劇の夜。一見密接な関りを持たない3つの物語とエピソードは連鎖し見事に共振し合いながらリアルでスピードな魅力に満ちた物語を紡ぎだす。

スタッフ

エクゼクティブ・プロデューサー: 大宮浩一、坂口一直、石毛栄典
プロデューサー: 磯見俊裕
映像: 伊藤 寛
録音: 滝澤 修
編集: 掛須秀一
助監督: 桧垣雄二
音楽: DJ KRUSH、町田 康&THE Glory、他
脚本・監督: 山本政志

キャスト

ACT2
飯島みゆき、古田新太(劇団☆新感線)

ACT3
義幸、鬼丸、MIA、アリ・アーメッド、エステル・モレノ、津田寛治、
チョードリー・イクラム、川村龍俊(マンブルゴッチ)、小林陽子
KENTA.S、関西彫辰、桑原延享、鬼丸軍団、Homies

ACT1&4
山本静子

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