美女と野獣
原題:Beauty and the Beast
永遠の愛があるとするならぱ、それはこころを信じあった者たちのみに与えられる。
ゆうばり国際冒険ファンタスティック映画祭'99::http://www.nifty.ne.jp/fanta/yubari/index.htm に出品 ☆第64回アカデミー賞受賞(オリジナル作曲賞:アラン・メンケン、最優秀主題歌賞:美女と野獣) ☆第44回ゴールデン・グローブ賞受賞(最優秀作品賞:ミュージカル・コメディ部門)、 最優秀オリジナル作曲賞、最優秀主題歌賞:美女と野獣)
1991年11月22日全米初公開
1991年/ウォルトディズニー・ピクチャーズ提供/ビスタビジョン/82分/ 翻訳:太田直子/文部省特選映画 配給:ブエナビスタインターナショナル(ジャパン)
2015年03月18日よりDVDリリース 2010年10月09日よりDVDリリース 2002年10月25日よりDVD発売開始 1992年9月26日公開
©The Walt Disney Company
公開初日 1992/09/26
配給会社名 0069
解説
生まれついての輝くような美しさを持ったひとりの女性と、醜い野獣。しかし真実の愛は、氷を溶かす炎のように、。§、たりの間の厚い扉を少しずつ解き放っていくのだった…。
映画「美女と野獣」は、ウォルト・ディズニーが贈るラブ・ストーリーの決定版そしてアカデミー史上、アニメーションとして初の作品賞のノミネートを受けた感動作です。
永遠不変のテーマを持つ『美女と野獣』の原型は、古くはギリシャ神話に見られ、以来歴史とともに、様々なバリエーションで語られています。最終的にはフランスの作家ボーモンとヴィルヌーヴが18世紀に発表した本で世界的に知られる物語となり、1946年には、フランスの名匠ジャン・コクトー監督がこれを映画化。以来タイトルの“美女と野獣”という言葉が、引用句として一般にも使われるようになりました。
今回ディズニーが“美女と野獣”を映画化するにあたって考慮したのは、映画のジャンルをどうするか、ということでした。そして様々な調査と取材から、この作品をミュージカ川上立てにするという結論が導かれました。類をみないアニメーション技術と語り継がれてきたストーリー、そして愛を奏でる美しいミュージカル・ナンバーの三者が見事にうちとけあって、古典的名作がディズニー風に新たな甦りを見せたといっていいだろう。
しかし、ディズニーがこの「美女と野獣」の製作を初めて企画したのは、いまから40年以上も前のスタジオ創成期の頃。しかし前半部の展開がどうしても面白みに欠け、この企画はいったん中止になりました。企画が再度持ち上がったのは’87年のこと。ラフコンテ及びスケッチの製作がいよいよ開始されたのでした。製作は『リトル・マーメイド』等のプロデューサー、ドン・ハーン。監督にケイリー・トゥルーズテイルとカーク・ワイズという新人が起用され、彼らの下に10人のアニメーター指導監督がつき、総数600名に及ぶスタッフのもと、卜一タル3年半の製作期間に描き上げられたセルは22万6000枚。コンピューター・グラフィックを駆使し常識を塗り替えたアニメ技術と、ディズニーの伝統的な技術が見事に調和した映像が、映画史上たぐい稀なる美しさを持つ映画を誕生させました。
ストーリー
美しさと、それ以上の愛情に溢れたベルは、フランスの小さな町に住む夢多き女性。野獣は、魔女に呪いをかけられ、人間の世界から隔絶された古城にひっそりと暮している。魔女が置いていった一輪のバラの花びらが散る前に真実の愛を見つけないと、永遠に醜い姿のままでいなけれぱならない。残り少ない花びらを見て絶望の日々を送る野獣の前に、可憐で美しいヘルカ現われた時、彼の中で、少しづつ何かが変わっていくのだった。
だが、野獣を射止めようとする街の有力者ガストンが野獣に戦いを挑んだ。情勢ははるかに野獣に有利だったが、今までの野獣ではない彼はガストンに最後のとどめを刺すことができず、逆にガストンの短剣が彼の背中を突き刺すのだった。痛みにのたうちまわる野獣。しかし、傷ついた野獣の脇にひざまづき、ベルは野獣への愛を打ち明ける。ベルの涙が類に落ちたとき、目をみはるような奇跡が起きた。それは、いままさに呪いのバラの花びらの最後の一枚が徹る瞬間のことだった……。
スタッフ
監督: ゲイリー・トゥルースデイル
製作: ドン・ハーン
製作総指揮: ハワード・アシュマン
脚本: リンダ・ウールバートン
作詞: ハワード・アッシュマン、アラン・メンケン
作曲: アラン・メンケン
製作補: サラ・マッカーサー
美術監督: ブライアン・マッケンティー
編集: ジョン・カーノチャン
キャスト
(声の出演)
ベル: ペイジ・オハラ
モーリス: レックス・エバーハート
ルミエール: ジェリー・オーバック
ポット婦人: アンジェラ・ランズベリー
コグズワース: ディヴィッド・オグデン・スティアーズ
野獣: ロビー・ベンソン
ガストン: リチャード・ホワイト
LINK
□公式サイト□IMDb
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す